大正・昭和の秘本シリーズ - 夢追う美肉
一方的に別れを告げられた白崎は、目の前の魅惑的な肉体に未練を残すものの、両掌で股間を覆ったまま、しばらく動けないでいた。
すると玲子は、白崎のズボンに手をかけ、前のボタンを外すと中に手を突っ込み、すでに猛っている肉茎を握り締めた。
「ね、脱いでちょうだい。これが最後よ」
白崎は無言のまま頷くと、服を脱ぎはじめた。その間に玲子は、素早く全裸になって、誘うようにベッドに横たわった。別離を決意した恋人に対しても、何もためらう様子は見えなかった。
「あたし、あなたのこと嫌いになったわけじゃないの。武器にするの、このからだ……」
白崎は、じっと玲子の陰裂を見つめた。
まだいくらも経験がないそこは、薄紅色で慎ましい。にもかかわらず、中の花芯は、玲子の野心を表わすように、赤く充血してそそり立っていた。そして粘液腺からは、まださして刺戟もされていないのに、透明な涙のような液が湧いていた。
指をそこに触れると、べっとりとくっついて、指を離すと美しい糸を引いて垂れた。ナイロンの糸のように、輝いていた。
白崎は耐え切れず、花裂に頬を擦りよせていった。
ちなみに玲子は「女優志願」の二十四歳の女。男と別れてスターの道を歩もうとしていた。
沖渉二先生礼賛
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